公認サロンオフィシャル認定
私もいろいろと調べましたが、タイ国内で、ジャップカサイを教えてくれる学校はありませんでした。そこで、ジャップカサイを受けることのできるサロンで、何度も足を運び、施術を受けました。タイにおいても若い女性は行いません。だいたいが中高年の女性が対応するものなのです。私は施術を受けながら自分自身でメモをとりまとめたという感じです。ですから、医学的な裏付けとしてはあまり詳しい説明はできません。その分、私のサロンで実践し、データを取っているといった感じです。また、ジャップカサイは、これだけを単独で行ってもなかなか効果が期待できないものです。全身の施術を行った後や、腹部の施術を行ったあとにジャップカサイを行うものなのです。
まずは、腰痛の緩和ですね。これには驚きました!腰痛の時に施術を受けると、施術後は痛みも取れ、歩行も楽になりました。また、普段伸ばされることの無い部分ですので、爽快感はありますね。受けている最中に感じることですが、お腹がグルグルと鳴り、臓器が活性化されていくのも感じます。タイ古式マッサージの施術後に、15分から20分程度受けるのが標準です。外も中もほぐされる感じは1度受けたら継続して受けたくなりますよ。
お客様に施術した結果、定期的に受けることによって、頻尿の改善、腰痛の改善、気力活性化、精力増強などがあるというお声を頂いております。お客様の中には、3日間連続で施術を受ける方もいらっしゃいました。その方は50代後半の男性でしたが、効果がなければ3日も連続してお越しになることはまずないでしょうから・・・
とにかく正しい認識をしてもらわなくてはなりません。誤った認識のまま次第に形を変えて引き継がれていってしまうことに憤りを覚えます。そのためには、私自身も含めてTTMAに正しいインフォメーションを強化していただきたいと感じています。タイ本国でも正しいジャップカサイを受けることのできる場所は少なくなってきました。ということはこの技術の継承者がいないということなのです。このままでは、素晴らしいタイの伝統文化であり、治療技術でもあるジャップカサイがこの世から消えてしまいます。日本とかタイとかでなく、国境を越えてこの技術を正しい形で継承していかなくてはなりません。
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